深夜の試運転が続いていたTX-3000系81Fですが、12月10日、ついに日中の本線試運転が始まりました。
同編成は線路閉鎖による誘導障害試験の後、終電後の走行試験を続けており、11月18日の週につくばへの初入線、11月25日の週に秋葉原への初入線が確認されていました。本日以降は少し身近な存在になりそうです。
12月10日の様子
10日の本線試運転は守谷~秋葉原間3往復で、列車番号は守谷→8482→秋葉原→8481→守谷→8484→秋葉原→8483→守谷→8486→秋葉原→8485→守谷でした。
- 守谷駅に入線。
- 初めて日中姿を見せました。
- 8482として秋葉原へ向けて出発。
- 八潮で定期列車を待避し、北千住へ入線。
- 秋葉原で折り返して浅草へ入線。8481で守谷へ戻ります。
- 浅草では最終編成だった73Fと並びました。
- 守谷到着後、8484として秋葉原へ向かい、8483で八潮へ戻ってきました。
- 車内は騒音計測の機器が確認できました。
- また各機器の状態を監視するデータロガーが設置されていました。
- この日、13Fの出場試運転もあり、TX-3000系の試運転は流山おおたかの森で副本線に入るため、最大3線が試運転表示になりました。
- 8483で流山おおたかの森に入線。
- 待避はありませんでした。
- 守谷で折り返して8486で南流山トンネルへ入ります。
- 前面のアップ。
- トンネルへ向かう81F。
- 秋葉原で折り返して8485で守谷へ到着。
- 側面の様子。
- このまま入庫していきました。
今後も同様の試運転が続くと思われます。
今後の予定
10月の報道公開で明らかになった情報では、12月下旬に82F、83F、1月下旬に84F、85Fが搬入予定でしたが、マンスリーかもつ12月号によると、今後の甲種輸送の計画が変更され、12月中旬に1編成、1月下旬に2編成、3月中旬に1編成がそれぞれ輸送される予定です。早速、今週末に輸送があるでしょう。