7月13日につくば方2両(2171、2271)の廃車が明らかとなった71Fですが、2271の主変換装置、冷房装置、パンタなどが撤去されていることが確認されました。前回のレポートはこちらです。
脱線した2171(廃車)は引き続きブルーシートがかけられています。
残る5両が気吹線(31番線)に姿を見せました。手前の1両が2271(廃車)、奥の4両が2371~2671です。
検査直後の出来事で、床下がピカピカで新車のようです。
編成中の2271のみ、主変換装置、冷房装置、パンタなどが撤去されています。
反対側から。冷房装置の跡にはブルーシートがかけられています。
反対側の側面を見ると、2271が大きく傾いていること、床下に工作物があることが分かります。
秋葉原方から。搬入時はこの場所から入線しました。
鉄道車両ですと、全体的な歪みや個々の破損はもちろん、事故の衝撃から推定して、鋼体に降伏した可能性が残る部位があると、走れなくなってしまうのが普通です。また、大きな衝撃があったという話になると、メーカーが軒並み保証できないとの意見を出すでしょう。復旧が困難な現実があるようです。