入出庫線複線化工事(その2)

TXレポート

入出庫線複線化工事ですが、前回のレポート(2013年末)はこちらで、間が空いてしまいました。今回は、2014年6月から2015年1月までの動きをレポートし、次回2015年春以降の動きをまとめます。

入出庫線複線化工事について

守谷駅と総合基地を結ぶ入出庫線の複線化工事が行われています。「車両故障などのトラブルが発生した場合に入出庫ができなくなるリスクを低減するため」で、平成25年度から延長1,381mの線路を鉄道建設・運輸施設整備支援機構が建設しています。
完成予定は延期されていますが、最新の第25期有価証券報告書では、平成29年度中の完成を予定しています。また、建設費も当初より高騰し88億円に変更されています。
増設が予定されている土木設備は以下の通りです。

  • 守谷駅4線区間の終端
  • ↓第二北園高架橋
  • ↓守谷東架道橋
  • ↓守谷東高架橋
  • ↓第二北園架道橋
  • ↓第三北園高架橋
  • ↓盛土区間
  • ↓第四北園高架橋
  • ↓第三北園架道橋
  • ↓小貝排水路橋梁
  • ↓第一筒戸高架橋
  • 総合基地引上線の終端

工事の状況

「第二北園高架橋」の北側(下画像の1工区の上側)、「盛土区間」の南側(下画像の3工区の下側)、「第一筒戸高架橋」の南側(下画像の5工区の下側)、「第一筒戸高架橋」の北側(下画像の5工区の上側)の順で、2014年6月から2015年1月までの動きを振り返ります。


鉄道建設・運輸施設整備支援機構による工事進捗状況より引用建設工事は5工区に分けて進められています。

2014年6月13日

第二北園高架橋では、既設高架柱を避けるように門型の高架柱を新設する計画です。柱の予定場所では基礎杭を打ち終わり、足場がかかっていました。
盛土区間では擁壁の基礎工事が進み、第一筒戸高架橋では基礎の穴が出揃いました。

2014年9月11日

第二北園高架橋では、門型の高架柱が姿を見せ、足場が取られた高架柱もあります。
盛土区間では擁壁の鉄骨が現れ、第一筒戸高架橋では高架柱の建設が進んでいます。

2014年11月1日

盛土区間では擁壁を作る型枠が組まれ始めています。第一筒戸高架橋では高架柱が2本完成しました。

2015年1月1日

第二北園高架橋の写真(左端)は反対側(南側)から撮影しています。既設高架柱の間に、新設された門型の高架柱が出揃いました。高架橋自体を建設するため、足場が組まれています。
盛土区間では擁壁が完成し、第一筒戸高架橋では、第二北園高架橋と同様に、高架橋自体を建設するための足場が組まれたり、未着工だった高架柱の建設が行われています。

工事進捗状況

沿線では工事進捗状況が貼られていますので、補足画像を含めてご紹介します。

2014年6月13日


2014年6月13日の進捗状況。上でご紹介した門型高架橋のイラストなどが書かれています。


第一筒戸高架橋の道路公差部では、道路の切り替えを行い、高架橋の基礎を構築しました。

2014年9月11日


2014年9月11日の進捗状況。

2015年1月1日


2015年1月1日の進捗状況。

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