8月25日から9月7日まで、こども美術館列車が運行されます。
24日、それに先駆けて、抽選で選ばれた子供たち、そしてご家族を対象にした試乗会が行われました。例年は秋葉原→つくばの片道で運行されていましたが、今年は午前中に上り列車、午後に下り列車と、2本の特別列車が運行されています。
上り特別列車
上り特別列車に充当するため、守谷からつくばに送りこまれる73F。みどりので撮影。
TXまつり会場内を除いて、73Fがヘッドマークを付けるのは初めてです。
上り特別列車。列番は3952(つくば→八潮)でした。流山おおたかの森では、先行の5252列車に接近していたため副本線に入りました。
八潮で快速を待避し、3552列車として北千住へ入線する73F。スジ的には目新しくないですね。
八潮でスジを分けているので、八潮以北の駅構内自動放送は「団体列車八潮行き」となっていました。
秋葉原到着後、八潮待避なしの8271列車で総合基地まで返却されています。
下り特別列車
下り特別列車に充当するため、守谷から秋葉原に送りこまれる73F。守谷駅入線の様子。
まさにこの頃、守谷駅改良・入出庫線複線化工事の説明会があったようです。平成28年度末までに、つくば方面からも写真の守谷駅上り副本線に入れるように改良されることになります。
下り特別列車。列番は3401列車で、14時20分秋葉原発、15時30分つくば着です。
時刻表を見ての通り、八潮駅で後続の普通・快速を連続待避、流山おおたかの森で区快を待避しないと15時半につくばに着けないはずなのですが、写真の通り、八潮で本線に入り待避せずに出発して行きました。次の流山おおたかの森では、後続の普通、快速が緩急接続をするので、もはや本線のみを使っての15時半着は無理です。
結局、守谷からお客さんを乗せたまま、総合基地まで回送し、快速、普通、区快が守谷を発車してから、改めて写真のように守谷駅1番線に据え付けられました。上りと違ってすごいサービスです。
なお、入出庫線を複線化しても、写真のような総合基地から1番線(つくば方面)への据え付けができるよう、入出庫線2本の間に片渡り線が新たに追加される予定です。
つくばから守谷まで回送されてきた73F。明日以降の運用は公式サイトへ掲載されています。
追記
上り特別列車も、八潮でサービスとして留置線に入ったそうです。前照灯が逆についているのは確認しましたが、実際に入線していたのは意外です。TXまつりで乗車できる入出庫線よりも、八潮のほうがレアとも言えるかもしれません。