6月13日未明、14日未明に71Fが守谷に陸送されました。13日未明は秋葉原側3両(2471+2571+2671)が搬入されましたが、私自身がダウンしていたため、14日未明の搬入(2171+2271+2371)を撮影しました。撮影順で紹介します。
土浦駅
14日午前1時、留置されていた車両が続々と動き始めました。
この日の輸送は71Fのつくば方3両で、2171、2271、2371の順で総合基地へ向けてトレーラーで陸送されます。
まず出てきたのは先頭車の2171を乗せたトレーラー(以下、2171)です。
土浦貨物駅入り口から低速で出てきました。
車体の周りには灯具が付けられています。
駅前通りにでます。1両の隊列は、先導車、車体を牽くトレーラー、台車を乗せたトラック、先導車のわずか4両で構成されます。
先導車は交差点などで停止、トレーラーが曲がるまで交通整理をしたあと、次の交差点までに先導車のうち片方がトレーラーを追い抜くように走行していました。
このまま右折して、桜川の上で一旦小休止する・・・と思ったのですが。
連続で車両が出てきたので、桜川で数両が並ぶかと思いきや、先頭の2171は先のほうまで走り去ってしまいました。
旧県道48号を通って、阿見美浦バイパスと新県道48号の交差点へ先回りします。
交差点(土浦市内)
立体交差の下を大きく曲がる2171。
そのまま坂道を上ります。
続いて2271。
屋根に色々載っているので、スレスレに見えました。
最後に2371・・・ですが、なぜか非常にゆっくり来て停車。
不思議な機械音がします。先ほどの2両と撮影位置が逆(カーブ内側)です。
このトレーラーだけ、後部の車輪がリモコンで動くようです。
他の2両とはトレーラーの動きが違いました。それにしてもゆっくり。
撮影上は大変ありがたい遅さでした。
桜土浦ICから常磐自動車道でショートカットして小絹駅付近へ移動しました。
小絹駅付近
小絹駅付近の旧道をいっぱいに使いながら進む2171。
この時、車内を間近で見ることができ、車内の照明が全てLED照明(63Fで試験されていた根元から交換する方式)になっていることを確認しました。
この踏切は輸送経路唯一の踏切(関東鉄道常総線)であり、鉄道車両が踏切を渡る光景が見れます。
架線があると、このようなことは不可能なため、全国的にも珍しいです。
続いて2271が旧道に入ってきました。
奥の交差点で片側2車線の国道294号線から旧道に入ります。このような狭い道は小絹付近のわずかな区間しか通りません。
幅が狭いため、行き違いは難しい状況です。対向車が来て踏切の先で少し立ち往生する2271。
後部の車輪が違うため、時間がかかると思った2371も、2271の直後にやってきました。
途中で時間調整をしたようです。
この後、総合基地へ移動しますが、時間の関係で最後の2371の搬入しか間に合いませんでした。
総合基地正門
県道から大きくカーブして正門前の道路に入る2371。
ギャラリーが出迎え。
総合基地へ吸い込まれます。
これで今日の3両の搬入は終了・・・と思ったら。
東京方面から西武車両の軌道検測車が突然現れ、ついでに総合基地の中へ入って行きました。
この軌道検測車、2008年度新造車の時は車両搬入と同じ日に搬出されています(参考)。一緒に搬出入したほうが楽なのでしょう。