脱線して2両が廃車となった71Fですが、2371が部品取りや銘板の撤去を受け、予断を許さない状況となりました。前回のレポートはこちらです。
3月7日の状況
1月上旬に保守基地へ移動して以降、4両で留置されていた71Fですが、2月下旬に2371が庫内に取り込まれました。3月1日に保守基地へ戻っている姿が確認されましたが、銘板などが撤去されました。3月7日の様子をまとめます。
- 1月の2371。ユニットを組んでいた2271を事故で失いました。
- 3月7日の2371。残念ながら部品が撤去されています。
- 向かって左側のSIV、右側のCIが撤去されました。
- 台車は両方ともヨーダンパが撤去されました。
- こちらから確認できる4か所は戸閉装置が撤去されました。
- そして銘板が撤去されました。既に車籍が無い可能性もあります。
- なお、2471~2671はワイパー程度の撤去で、新たな部品取りは見受けられませんでした。
- これら3両は銘板も残っています。
銘板は破損する確率が極めて低く、盗難対策なら4両とも撤去となるはずで、書類上の意味を表している可能性があります。また、部品についても不足品を取ったというよりは、取れる部品を全て取るような形となっています。
頻度を上げて観察を続ける必要がありそうです。