車止めへの衝突により廃車となった71Fのつくば方2両ですが、9月7日夜、2号車の2271がTX総合基地から搬出され、千葉県内の解体業者へ陸送されました。
今までの経緯は、脱線した71Fの現状(その1、その2、その3)をご確認ください。
陸送数日前(9月2日)
2271は部品取りによる基地内移動を繰り返していましたが、カバーが掛けられる前の最後の姿は、9月2日に撮影しました。9月4日朝までこの状態を確認しています。
既に床下機器、ドアが無く、吹きさらしの状況でした。車内の戸閉装置、座席も撤去されていますが、その他の内装はそのままでした。
陸送前日(9月7日)
9月7日朝にはカバーをかけられ、トレーラーに乗せられた姿を確認しました。気吹線からトレーラー上に移すクレーン作業は9月4~6日の間に行われたようです。この間に内装に変化があったのかは不明ですが、作業量からするとそのまま搬出されたのではないかと思います。
廃車を免れた4両と並んで搬出の夜を迎えました。
陸送(9月7日~8日未明)
9月7日夜、2271の廃車体はTX総合基地を出発し、8日未明にかけて解体場所へ向かいました。
解体場所へ到着(9月8日)
8日午前、千葉県内の解体業者の敷地で2271を確認しました。同車は屋根上機器に特徴があり、解体場でも目立っていました。
この場所で最期を迎えることになりそうです。