11月3日、例年通りTXまつりが開催されました。趣味的には全重検の51Fが気になるところですが、幅広く概要をまとめます。
昨年は車両工場が初公開となり、ヘッドマーク付車両展示が廃止、直通列車の一部が事前応募制になるなど大きな変化がありましたが、今年は概ね昨年に沿った内容となりました。
直通列車の乗車体験
昨年から往路のみ予約制となった直通列車ですが、今年は現地販売の復路の乗車券が硬券記念乗車券となりました。
往路は昨年同様に14:08発、15:08発の運行を予定していましたが、記念乗車券とした影響か、2本目の列車が満員となったため、急遽15:38発の列車が追加運転されました。
今回の復路では、硬券記念乗車券が販売されました。来場証明書ファイルも付属します。(背景は開業時販売された開業記念パスネットセット。)
運転台見学
留置線には右側から順に04F、03F、02F、05F、06F、07Fが並べられました。去年はTX-2000系増備編成7本が番号順に並べられましたが、今回は運用の関係か、04Fと02Fのみ配置が逆になってしまいました。
運転台見学には05F、06Fが使用されましたが、HMの掲出はありませんでした。
去年のTX-2000系に続き、今年はTX-1000系が集められました。
電車と綱引き
電車と綱引きコーナーでは今年から編成数が2編成となり、12両編成を動かす企画となりました。動かないことはありませんが、前回までより余裕のない綱引きとなっています。
綱側にフルーツトレインの60F、後ろに2012年度増備編成の72Fが連結されました。
電車と記念撮影
電車と記念撮影コーナーでは紅葉つくば号(ヘッドマークのみ)の61F(詳細)が使用されました。
技術コーナー
技術コーナーでは現在進行中の3プロジェクト(入出庫線複線化工事、守谷駅追越設備工事、車体更新場新設工事)について、写真を展示するコーナーがありました。
総合基地休養所
工場
車体更新場に隣接する工場ですが、接続部分を確認することができました。工場の詳細は初公開されたときの前回レポートで触れています。
全重検の51F
量産先行編成の51Fが全重検のため入場していました。
TXでは工場入場時に1編成のうち3両に全般検査、3両に重要部検査を施工していますが、今回はつくば側3両(2151、2251、2351)が重要部検査、秋葉原側3両(2451、2551、2651)が全般検査となっています。
経年により、すでにATC、ATO関連の車上機器を更新する工事が進んでいますが、その他の機器についても更新時期が数年後に迫っているものがあるはずで、最経年車でありテストケースとして適任な51Fの今後の動向に注目が集まります。
MM(主電動機)は秋葉原側1ユニットのみ搭載場所が確定していました。