10月15日にダイヤ改正が行われました。取り急ぎ概要をまとめます。
始発列車の繰上げ
開業以来初めて、上り始発列車の繰上げが行われました。(訂正:前回改正で八潮以南の上り始発列車の繰上げが行われていました。)
守谷以南始発列車の前に、守谷5時4分発の区間快速秋葉原行が増発され、守谷以南の区間快速停車駅で始発列車が5~10分程度繰り上がっています。
終列車の繰下げ
開業以来初めて、上り終列車の繰下げが行われました。
つくば~守谷には最終列車の後に普通列車が増発(回送から変更)され、13~14分程度終電が遅くなっています。
一方、守谷以南では、従来守谷止まりだったつくば23時30分発の普通列車が、北千住行に延長され、守谷~北千住間の終電が17~18分遅くなりました。
定期列車での行先新設は開業後初めてで、北千住では東側のシーサスを活用して、直接下りホーム1番線へ入線、折り返し北千住発八潮行となります。
初日の充当はラストナンバーの73Fで、列車番号は5192列車でした。
北千住行は震災直後の輪番停電ダイヤで設定実績があります(詳細)が、定期列車での設定、シーサスの活用は初めてです。
休日ダイヤでは9時37分の5250列車で出庫し、北千住行最終5192列車へ充当、折り返し5591列車で八潮まで運転され、翌朝5時3分発の八潮始発5502列車となるようです。
100番台は秋葉原~つくば間の臨時列車が使用した実績があり、500番台は秋葉原~八潮間の列車が使用しています(詳細)が、新たに北千住~つくば間、北千住~八潮間も意味することになるのでしょうか。
快速守谷行消滅
2007年改正で一度消滅した後、2012年に復活していた快速守谷行ですが、今改正で再び消滅しました。
最速列車
追越設備工事に伴い守谷駅北側で徐行運転を行っている関係で、守谷以南の停車時間が詰められていますが、今改正で、秋葉原~守谷を31分で結ぶ快速列車が登場しています。
最終列車表示
開業以来、各行先最終列車の行先方向幕には最終との表示が出ていました(詳細)が、上の北千住行方向幕のように、今回の改正で表示が廃止されています。