つくばエクスプレス開業15周年

TXレポート

2005年8月24日につくばエクスプレスが開業してから本日で15周年となりました。ここでは一区切りとして、2005年ごろ撮影した駅舎外観と、昨日撮影した同一地点の写真を比較したいと思います。併せて、自動改札機、自動券売機の数も比較しています。
駅そのものの説明は(更新が止まってしまっていますが)車庫と駅にあります。


いずれも万博記念公園駅から筑波山を望んでいます。15周年企画自体は下記をご参照ください。

83F開業15周年記念HM取り付け
開業15周年を記念して、本日から12月まで、TX-3000系にヘッドマークが掲出されます。編成は83Fで、TX-3000系へのヘッドマーク掲出は初めてです。この他、85Fにも20日にTX-3000系出発式で展示されたヘッドマークが付けられた

秋葉原駅

開業時、A1出口屋根が仮設、周辺がタイル貼りの広場になっており、広場にTXプラザがありました。1年程度で剥がされ、2008年にアキバトリムが開業しました。A2出口を増強する形で、エスカレーター1箇所、エレベーター1箇所、ホーム階の混雑を緩和するためエスカレーター1箇所が増設されています(別レポート)。
自動改札は8台から14台に、自動券売機は5台から6台に増設されています。


A1出口は丸ごとビルに取り込まれましたが、出入口そのものや、JR駅の外壁は変わっていません。

新御徒町駅

開業時は地上出口があるTX小島ビル、TX佐竹ビルに本社が入居していました。現在は本社が秋葉原へ移転し、施設管理所の事務所がTX小島ビルに残るだけですが、TX佐竹ビルのTXマークを模した手摺は健在です。
自動改札は15台から14台に減少しています。


この写真はTX小島ビルで、施設管理所の小島事務所が残ります。

浅草駅

自動改札は3台から4台に、自動券売機は2台から3台に増設されています。


秋葉原駅もそうですが、駅名をより明確に書くように変化しています。

南千住駅

自動券売機は4台から2台に減少しています。


ICカード普及のためか、券売機は半減となりました。乗り換え客も見込みより少なかった駅です。

北千住駅

自動改札は17台から15台、自動券売機は10台から7台に減少しています。


写真は南口ですが、全体的に汚損しています。外壁に扉が追加されていますね。

青井駅


あまり明確な変化はありませんでした。

六町駅

開業時、下りホームは130km/h(通常時は125km/h)で通過していましたが、現在は減速運転をしています。2008年3月、ホーム化粧壁が脱落して運転を見合わせる事象があり、ビスだらけとなっています。
自動券売機は4台から3台に減少しています。


周囲にビルが増えていますね。

八潮駅

開業時から唯一TXアベニューが営業しています。2020年度、留置線高架下に八潮総合事務所が建設されました。
自動改札は3台から5台に、自動券売機は3台から4台に増設されています。


ちょっと立ち位置を変えていますが、マンションに囲まれる景色となりました(立ち位置を変えて撮影)。

三郷中央駅

隣接地へのマンション建設に併せて、2011年度に8両化準備工事を行いました(別レポート)。
自動改札は3台から4台に、自動券売機は2台から3台に増設されています。


マンションが増え、木々が大きくなっています。外装は2019年度に塗り替え済みです。

南流山駅

10両対応の土木部分を生かし、ホームを延伸して停車位置をずらすことで、混雑緩和を図りました。旅客流動改善のため、エスカレーターの上下が入れ替えられました。
自動改札は8台から9台に増設されており、自動券売機は5台から4台に減少しています。


看板の退色が目立ちますね。JR側はエレベータが増設されたようで、同じ位置では見れなくなりました。

流山セントラルパーク駅

自動改札は3台から4台に増設されています。


マンションと木々の成長で見えなくなっています(立ち位置を変えて撮影)。他駅でも例がありますが、売店タイプだったコンビニが高架下の通常タイプに拡張されています。

流山おおたかの森駅

沿線唯一の改札口増設(こかげテラス口)、ホーム屋根へのソーラーパネル設置が行われました。高架下には2007年にTXアベニュー、2018年こかげテラスが開業しています。
自動改札は8台から12台(うち3台はこかげテラス口)に、自動券売機は5台から6台(うち2台はこかげテラス口・中央口は減少)に増設されています。


木々の成長で見えにくいですが、高架下はこかげテラス(反対側はTXアベニュー)になりました。

柏の葉キャンパス駅

2006年から段階的に高架下へTXアベニューが開業しました。
自動改札は4台から5台に、自動券売機は2台から3台に増設されています。


写真左側にはタワーマンションが早期に建設され、既に足場がかけられており、塗り替えをする時期となったようです。右側の高架下にはTXアベニューが確認できます。

柏たなか駅


開発が比較的遅い駅前でしたが、ホテルなどが建つようになりました(立ち位置を変えて撮影)。

守谷駅

開業直後にTXアベニューが開業し、その後、ホーム待合室が増設されています。高架下に講習室が増設されています。入出庫線複線化、追越設備追加により配線変更を伴う改良が行われています(別レポート)。(TX初の運転見合わせは入出庫線の架線凍結で、複線化の背景にはこの対策があります。)


撮影位置は若干ずらしていますが、屋根の増設が目立ちます。外装は2019年度に塗り替え済みです。

みらい平駅

自動改札は3台から4台に増設されています。


マンション、アパートなどに囲まれています。

みどりの駅

開業前、第二期走行試験(別レポート)では、ここで列車が折り返していました。


建物の影で駅舎が見えにくくなりました(立ち位置を変えて撮影)。

万博記念公園駅

ホーム待合室の増設工事の最中です。


こちらも駅舎が見えにくくなりました(立ち位置を変えて撮影)。

研究学園駅

2019年にホーム待合室が増設されています。
自動改札は3台から4台に増設されています。


全く駅舎が見えなくなりました(立ち位置を変えて撮影)。

つくば駅

2008年にTXアベニューが開業しています。
自動券売機は6台から5台に減少しています。


あまり外観は変わっていません。

おわりに

サイトでは設備関係を追い切れていませんでしたが、極力拡充していきたいとは思っています。
今後とも宜しくお願い致します。

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