秋葉原駅では、ホーム階から地下3階へ上り専用エスカレーターを新設する工事(深い工事)が終了し、現在は、改札階から地上へ、エレベーター、エスカレーター、その他設備を増設する工事(浅い工事)が進められています。
11月に入り、いよいよ地下空間でも変化が出てきました。2010年9月に続き、現状をまとめます。
全体の配置は以下の通りです。
赤文字で言えば、下から2番目の「エスカレーター新設」(竣工済)以外が「浅い工事」です。
11月6日
11月3日午前に秋葉原駅A2出口を全面的に閉鎖し、工事が行われました。
工事後、新設される通路が結合する付近で、天井が剥がされていました。
A2出口へ向かう通路の天井。手前側が出口方向、奥側が改札方向です。現状、改札口へ向かうためには、右側奥のエスカレーターを降り、180度向きを変えて、真下の通路経由で改札へ向かう必要があります。
新設される通路は写真の左側に接続し、ここを左に曲がり、エスカレーターを降りると、改札の目の前に出ることになります。
11月27日
現場に置いてあった断面図。一番左が既設のエレベーター(その少し右がA2出口に至る既設の通路)、赤字が新設の通路、一番右が新設のエレベーターです。(2つ上の画像の)立体図で言えば、左奥から見ていることになります。
改札を出ると、目の前の壁に穴が開くことになりますが、その穴が図面における通路中央の[×]印となり、右手に新設エレベーター、左手に新設通路(A2出口へ)が広がります。
A2出口へ向かう通路ですが、切断されると思われる部分に、ビニールテープでマークが付きました。
秋葉原駅ロータリーの様子。
見にくいですが、左側が工事詰所、タクシープールを挟んで、白い仮囲いの中が、エレベーター新設予定地(工事個所の真上)となります。
昨年以来のレポートになりますが、地上で目新しいのは、この換気設備くらいでしょうか。
仮囲いの中。青い地下への通路が、4つ上の断面図の赤字で書かれた「開口部」でしょう。
ちょっと分かりにくいレポートになりました。時間のある時に図を交えて説明したいと思います。