秋葉原駅改良工事の現況

TXレポート

現在、秋葉原駅では旅客増に対応した改良工事が2段階に分かれて行われています。
1つはホーム階から地下3階へ上り専用エスカレーターを新設する工事(深い工事)、もう1つは、改札階から地上へ、エレベーター、エスカレーター、その他設備を増設する工事(浅い工事)です。9月30日に「深い工事」が完成する予定で、色々と動きが出てきたので紹介します。
全体の配置は以下の通りです。5月にお伝えした内容と同じです。

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赤文字で言えば、下から2番目の「エスカレーター新設」が30日完成予定の「深い工事」です。

以下、「深い工事」について、ホーム階の様子、地下3階の様子を紹介し、最後に「浅い工事」に触れます。

ホーム階の様子

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8月14日の様子。以前からホーム先端(起点側)が仮囲いに覆われ、行き来できない状態になっていました。この奥で上り専用エスカレーターが構築されています。

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9月11日の様子。久々の観察ですが、仮囲い上部から中の様子が分かるようになっていました。すでに案内サインなどは設置されており、内部は完成状態でした。
また、手すりも仮囲いの中に飲み込まれ、撤去工事が進んでいる雰囲気でした。

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9月16日の様子。仮囲いが撤去され、エスカレーターが姿を見せました。
現在は緑色の簡易フェンスが立ち入りを制限しています。

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同じ場所を反対ホームから。上の写真は、この写真の乗務員室扉付近で撮影したものです。
向かって左側は少し広めの空きスペースになっています。

地下3階の様子

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8月14日の様子。地下3階の南側の一部は、このように仮囲いで覆われていました。
この中でエスカレーターが構築されています。

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9月16日の様子。仮囲いが撤去され、エスカレーターが姿を見せました。
緑色の簡易フェンスに囲われています。

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エスカレーターを上の写真の左奥から撮りました。
特に上り専用を示す表記は無いです。

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仕切りが低いせいか、開放感は損なっていません。
また、階段との間(向かって左側)にも隙間があり、通行できるようになっています。

その他

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「浅い工事」のほうですが、駅前ロータリーの、エレベーター地上出口の予定地に仮囲いができています。写真は8月14日の様子です。
掲示によると、平成22年5月25日~平成24年12月25日にかけて工事を行うようです。
ほぼ浅い工事の工期でしょう。

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9月12日未明には、秋葉原駅A2出口付近で、地面の仮受工事らしきことをしていました。
「浅い工事」のメインは上の写真の仮囲いから、A2出口にかけてですが、まだ地下からは変化が伺えない状況です。

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