E257系転属の記録

「E257系転属の記録」について

中央線特急「あずさ」「かいじ」へのE353系投入に伴い、E257系0番台が中央線特急から撤退しました。また、E257系500番台にも余剰が生じています。
E257系0番台は2000番台へ改造の上、東海道線の特急(現行の踊り子)へ転用が始まっており、両数からすると、東海道特急以外にも転用が行われることになるでしょう。ここでは、E257系の動向をまとめます。

転配属の流れ

~2017年度末 ~2018年度末 現状 将来
松本 2連5本
中央特急
松本 2連5本
中央特急
松本 2連5本
保留車
用途不明。
松本 9連16本
中央特急
E257系0番台(松本車両センター所属)
松本 9連9本
中央特急
松本・大宮 9連14本
保留車転用改造進行中
最終的に東海道特急用波動用に整理される見込み。
松本・大宮 9連5本
保留車・一部は転用改造
9連2本
東大宮常駐 波動用
9連2本
東大宮常駐 波動用
幕張 5連19本
房総・北総特急
E257系500番台(幕張車両センター所属)
幕張 5連15本
房総・北総特急波動用
幕張 5連15本
房総・北総特急波動用
最終的に東海道特急用房総・北総特急用波動用に整理される見込み。
幕張 5連1本
保留車
幕張 5連1本
保留車
幕張 5連3本
豊田常駐 波動用
幕張 5連3本
豊田常駐 波動用

E257系の転入

以下、転入が想定できる用途をまとめます。従来の新系列特急の転用では、編成替えや先頭化改造は極力行わず、輸送体系に車両を揃えるよりは、車両に輸送体系を揃える動きが目立ちました。今回も同じような動きを見せています。

東海道線特急「踊り子」への転用

転出の動きの通り、E257系0番台は2017年10月に大部分が東海道線特急「踊り子」へ転用されるとの報道があり、2018年5月に長野支社プレスリリース(PDF)がありました。

転用規模と形態

現在運用されている185系は10連6本、7連3本、5連6本で、両数的にはE257系0番台で置き換えられる規模ですが、分割併合の実現性から、基本編成はE257系0番台、付属編成はE257系500番台を転用することになるでしょう。
また、251系「スーパービュー踊り子」は、E261系の編成数が縮小されたため、一部はE257系で置き換える必要があります。215系の動向も影響してくるでしょう。

姿を見せた東海道線特急向けE257系

2019年3月現在、0番台を改造した基本編成9連が姿を見せています。編成に変化は無いものの、大宮総合車両センターへ転属し、2000番台への改番、半室グリーン車(サロハE257形)の全室グリーン車(サロE257形)化、機器更新、発電ブレーキの撤去、シート交換、コンセント新設が確認されています。付属編成もこれに準じた形で改造されるでしょう。
踊り子用185系
国鉄型車両による最後の定期特急となった185系「踊り子」。

改造中のE257系2000番台
東海道特急向け2000番台へ改造中のE257系。

波動輸送への転用

波動用189系とE257系 波動用189系とE257系0番台。
255系の運用を2015年3月改正以前に戻せば、E257系500番台には7本の余剰があり(詳細)、波動輸送への充当が増えています。
2018年3月から、従来、豊田車両センター所属の189系が担っていた河口湖方面への波動輸送をE257系500番台が受け持つこととなり、所属や仕様の変更はないものの、波動用車両の淘汰が始まりました。
大宮総合車両センターの波動用185系など、首都圏の国鉄型特急車の両数を上回るE257系が捻出されるはずで、0番台も波動輸送へ転用されるのか注目されます。

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