ついに201系の経年廃車が始まりました。試作車の廃車で総両数は1000両割れ。
試作車は5年前の総武中央緩行線から転属した時にも廃車の噂が流れました。
クモハの機器配置の関係でATS-Pが設置できず先頭に出れませんでした。
今回の廃車回送もクモヤにサンドイッチされ先頭に出ることなく回送。
幌から露出した総武中央緩行線時代のカナリア塗装。
試作車はオレンジ・カナリア・スカイブルーの3色全てを経験しています。
量産車とは異なる試作台車も見納め。
201系では試作車にしかないクモハ。運転室後ろに戸袋窓があるのは試作車だけ。
戸袋窓が一般車より大きいのと床が青いところ、袖仕切りの形状が特徴でした。
JRマークや保安装置表記など。尾灯は最後まで点いていました。
思えば小学校時代、2両しかないクモハを好き好んで乗っていましたねぇ。
大宮へ向けて旅立つ試作車6両。特殊な車体構造が災いしたかも・・・
最後の自力走行(クモヤとは動力協調)で大宮に到着する試作車。
103系が消滅間近となり201系が廃車となる時代がやってきましたね。
大宮で電気を落としてDLによる牽引を待つ6両+クモヤ。
当時最先端のチョッパ制御を導入した201系は「省エネ電車」と称されました。
運番表示機周りは量産車では黒色塗装ですが試作車はグレー。
DLに牽引されクモヤに挟まれたまま解体待ち置き場へ向う201系900番台。
先頭に出ることなく姿を消していきます。
やがては解体されて姿を消すであろう試作車。残りの4両も近日中に到着します。